【体験談】選挙に勝っても、人気は下回る「トランプ氏」

この記事は、先日の大統領選について

アメリカ人の大家さんから聞いた話、現地のテレビで見た情報などをもとに書いていきたいと思います。

 

 

8日の大統領選で見事に当選したトランプ氏

 

選挙の開票は3時間以上も続き、

次第に劣勢に追い込まれていくヒラリー氏のサポーターは

疲労と困憊で何も言えなくなっていきました。

 

そんなテレビ中継を、私はアメリカ人の大家さんと見守っていました。

大家さんやその他の友人の思惑通り、カリフォルニアはヒラリー氏に軍配が上がり、

青色で塗られました。

 

アメリカの大統領選は「Electoral Vote」という投票の形式をとります。

これは州に固有の議席数が割り当てられていて、

多くの議席数を獲得した人が当選するというシステムです。

 

例えば、広大な面積を誇るカリフォルニア州は55議席

最北のアラスカ州は3議席ハワイ州は4議席 といった具合です。

 

そして、この議席数は必ずしも州ごとの人口の割合と一致していないのです。

だから、実際の得票数と選挙の勝敗は一致しないというトリッキーなものなのです。

 

実際の得票数を現すのが「Popular Vote」です。

今回、Electoral Votoではトランプ氏が勝利し、

見事に大統領の座を獲得したのですが、

Popular Voteではヒラリー氏が勝利しているのです。

 

そんなもんだから、各地でトランプ抗議デモが勃発しています。

ジョージ・ブッシュの時もやるせなかったけど、ここまで大掛かりなデモは起きなかったなぁ」と大家さん。

トランプ大統領に反対する人たちは、デモ活動のみならず

アメリカからの亡命を試みる人も多く、

移民局のサーバーがパンク、

航空会社は「亡命には我が社を」とCMで語る出す始末。

為替や株価のみならず、様々なものに波紋をもたらす問題児大統領ですね。

 

 

トランプ氏が過激な発言をすることによって、

支持・不支持が極端に分かれているのも今回の選挙の特徴だと思います。

 

彼は、

「女性は中絶してはいけない。たとえ経済的に困窮していてもレイプされてもだ。中絶しようとする人からは罰金を徴収するべきだ。」

「メキシコとかから来た移民は全員アメリカからつまみ出せ。合法に手続きを踏んでても、違法に入国してきたやつと区別できないから全員排除すれば問題ない。」

イスラム教徒は全員アメリカの敵だ。」

オバマにアメリカの市民権があるなんて俺は認めない!!あいつの父親イスラム教徒だぞ。」

なんてことを言っているのです。

 

でも

今日、そのオバマ大統領から当選を祝福されたわけです、

トランプ氏は。

 

こんな人がどうして受け入れられちゃったのかな。

多くの日本人からすると不思議だと思うんですけど、

大家さん曰く、「宗教的な信仰や人種差別の痕跡とか、

いろいろな要因が重なって、今回の結果になったんだろうな。あーーーもうー。。。」

とのことです。

 

トランプ氏に投票した人について、テレビでこんなデータが紹介されていました。

「Non-CollageとCollage」

つまり「大卒とそれ以下」の人の投票率が顕著に別れていて、

「それ以下」の人たちがトランプ氏に多く投票しているのだそうです。

 

さらに、敬虔なクリスチャンたち

バイブルに書いてある言葉を一語一句正しいと考え、それ以外を排除したがる人たちは

トランプ氏の「中絶禁止」発言に賛同して、どんどん投票していたんだとか。

 

投票の結果をアメリカ地図で見ると、

内陸部→トランプ氏

海岸部→ヒラリー氏

と真っ二つに分かれていました。

 

選挙に勝っても、人気は下回るトランプ氏

試合に勝って 勝負に負けた みたいな感じなんですかね。

 

テレビのレポーターも「受け入れがたい現実」と発言してしまうほどですからね。

 

「Make America Greate Again!!」

これが本当にGreatなAmericaなのか。。。

  

 

以上、カリフォルニアの海岸沿いからお伝えしましたノシ

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